知らなくていいコト あらすじと観た感想

引用:日テレ公式

知らなくていいコトは、「家売るオンナ」シリーズ(日本テレビ系)や「大恋愛~僕を忘れる君と」(TBS系)などで知られる大石静さんが描く“お仕事系ヒューマンドラマ”です。

女優の吉高由里子さんの主演で(日本テレビ系、水曜午後10時)放送中

週刊誌「週刊イースト」で日々スクープを狙う記者、真壁ケイト(吉高さん)はある日、自身の父がハリウッドスターだと聞かされる。自分の出生の謎と父の秘密に迫ると、人生最大の「知らなくていいコト」にぶち当たり……というストーリーです。

第6話あらすじ

この回では、実にタイムリーな話題が登場しました。いわゆる「不倫ネタ」です。

ターゲットとなったのは、人気プロ棋士の桜庭洋介(田村健太郎)。お相手は女優の吉澤文香(佐津川愛美)。35歳と26歳のカップルです。

そして、「週刊イーストで不倫を暴いて欲しい」と情報提供してきたのは、なんと桜庭の妻(三倉茉奈)でした。言い分としては、「悪いのは相手の女優」であり、「社会的制裁を受ければ、夫は戻ってくる」と。

面白いのは、ケイトの中に、今回の取材に対する「ためらい」のようなものがあったこと。たとえば、2人が密会しているホテルの隣の部屋で、聞き耳を立てているケイトが、同僚の男性記者に聞きます。「隣で愛し合ってる2人。壁に耳をくっつけてる、あたしたち。どっちがステキ?」

答えに困る彼に向って、「隣に決まってるじゃん。不倫でも、愛は愛だからね」とケイト。この「不倫でも、愛は愛だからね」のセリフ、脚本の大石静さんが提示した、不倫に対する見解であり、スタンスなのかも。

クライマックスは、高知の浜辺で密会する桜庭と文香に、ケイトたちが直撃取材する場面でした。

2人の関係を問われた桜庭は、「私たちは友人です」と答えますが、文香は「私は桜庭先生を愛しています。友達じゃないです」と衝撃発言。

「奥様には申し訳ないと思います。でも、後から出会ったっていうだけで、わたしの愛が薄汚いように言われるのは違うと思います」

それを聞いた桜庭は、「私も同じ気持ちです」と言い、離婚したいと思うと正直に答えました。

一瞬、ケイトが沈黙します。すると文香は・・

「そんな目で見ないで下さい! 私たちは犯罪者じゃありません! 奥様と先生にもいい時代があったように、これからは先生と私の時代なんです。そういう運命なんです。週刊イーストに、いいとか悪いとか言われることじゃないと思います」

文香なんかカッコイイです。潔いというか不倫してるのに、堂々としてて  でもね不倫は不倫なんですよ。

相手には奥さんがいるわけで相手の家庭を壊すことになり、身勝手な自分の行動によって不幸になる人がいるという自覚はあるのでしょうか?

ちょっとその辺は違和感ありですが、若いと突っ走ちっちゃうんですかね。

この脚本は現実に起きた芸能人の不倫問題が起きる以前に書かれたものなので現実を引きこむ力がある脚本家、白石さんの力量がうかがえます。

第6話のラストでは、仕事で不倫を暴いたケイトが、尾高の仕事部屋を訪れる。尾高は、「後味が悪いのは俺と不倫みたいなことしているから? そういうこと話したくて来たんだろ?」と尋ねると、ケイトは「やっぱり不倫なんだ私たち」と話す。

 「(不倫は)ちがう」という尾高は、「けど問題が1個ある。俺の心の中にいつもケイトがいる。まあ家族には不満はないよ。大事に思っている。けど、ケイトを思わない日がない」と続ける。「こうやって正直に言葉にすれば、踏みとどまれると思ったんだけど……踏みとどまろう」と言いつつ、尾高はケイトに熱いキスをして……という展開だった。このキスシーンにネットは騒然となった。

尾高というのは柄本佑さんさん演じる“元カレ”で、動物カメラマン。

尾高はケイトが殺人犯である乃十阿徹(小林薫)の娘だと知りながらプロポーズした過去があり、傷つくケイトを慰める心までイケメンな尾高に「大人の色気というか、表情とか話し方がツボすぎる」「完全に沼にハマってしまった…今期で一番のキャラだ」「あの雰囲気と優しい声に癒されたい」とすっかりメロメロになっている人が続出しているらしいのです。

私的にはこれまでの柄本さんといえば犯罪者役でのイメージが強く今回のドラマで違う面がみられ驚いています。あれ??柄本さんってイケメンなんじゃ?

「怖い」「猟奇的」…異質なイメージが強かった“怪優”のサラブレッドがイケメンという側面を見せてくれ、またしても視聴者を翻弄。これも、ギャップ萌え?

ここで改めて柄本佑さんについて調べてみました。

 偉大なる怪優・柄本明が父親、女優・角替和枝が母親の、言わずと知れた二世俳優である佑。2012年には奥田瑛二・安藤和津夫妻の次女である女優・安藤サクラと結婚したことでもよく知られている。弟の柄本時生も俳優として活躍している芸能一家。兄弟そろって父親にそっくりな顔立ちから、世に出た頃は「DNAの濃さ」をまざまざと感じさせてくれたものでした。

なるほど演技力が半端ないと思ってましたが持って生まれたもの?あるいは環境のなせる業?もちろん本人の努力の賜物でもあります。

今後の柄本佑さんの活躍にも注目したいです。

脇を固めるそうそうたるメンバー

次にイースト砲が狙うのは? ケイトと尾高の関係はどうなるのか? 殺人犯として服役していた、ケイトの父親(小林薫)の謎も残しつつ、ドラマは中盤から終盤へと向います。

見逃した方ももう一度ご覧になりたい方も是非

知らなくていいコトが見放題の動画配信サービス

知らなくていいコトは、以下の動画配信サービスにて視聴できます。

1-1. hulu(フールー)

VODの中では老舗のサービスであり、安価でありながらも作品の質が高いことが特徴です。新作映画は見ることはできませんが、海外作品の量が多い他、日テレの作品やオリジナル作品も多く取り揃えていることが特徴です。

【基本情報】

作品数 5万以上
月額料金 933円
無料期間 14日
備考 作品の質量のバランスが良い